<1-1A>改定に際して

<1-1A>改定に際して

(私がかかわるのはこのサイトのみであること)
 このサイトは高槻カウンセリングセンターの本サイトです。
 およそ6年間書き綴って来た本サイトを全面的に書き改めることにしました。以前のものを「初版」とし、今回のものを「第2版」と表記します。
 高槻カウンセリングセンターは、私(寺戸順司)が個人運営するカウンセリング機関です。この本サイトは、私が直接管理、関与するサイトであります。
 私は、このサイトに他の機関やサイト、あるいは個人が入り込んでくるのを避けています。同様に、私が他のサイトに関与することも一切しておりません。従って、他に当センターに関するサイト等を見かけた場合、あるいは、他のサイトで私が何かを述べているというページを見かけた場合、それは私とは一切の関連がないということを伝えておきたく思います。
 私が責任を負うのはこのサイトのみであり、他のサイトに関しては、一切、私とは無関係であることを強調し、確認しておきます。

(改定の3つの主な理由)
 改定の理由ですが、一つはパソコンからスマフォの移行にあります。当初はパソコンで閲覧していただくことを前提に作成していました。現在、スマフォでの閲覧率が上回っており、スマフォで読むには、現行のものだといささか読みにくい箇所が生じていました。
 今回の改定では、各項目の分量を初版の半分くらいにしようと考えています。A4用紙に換算すると、パソコン版では5枚くらいを目安としていましたが、スマフォ向けには2~3枚程度にしようと考えています。スマフォで読むにはそれくらいが最適な分量だと思われるからです。
 改定の二つ目の理由は、それぞれのテーマをどこに分類すればいいかでかなり迷うことが増えたからです。初版では「うつ」とか「DV」といった分類をし、その範疇に収まる原稿を公開していました。しかし、書いていって、どこにも分類できないようなテーマのものができてしまい、新たに分類項目を増やすか、現在の項目に適合するような内容を加えるかといった選択を迫られることが少なくありませんでした。第2版では、そうした分類を一旦取り外すことにします。
 改定の三つ目の理由は、そしてこれがもっとも大きな理由なのですが、私の考え方に違いが生じてきたというところにあります。
 経験を積めば、それだけ考え方や見方も変わってくるところが出てきます。伝えたいと思うところ、強調したい点などにも違いが出てきます。
初版の中には、6年以上前に書いたものもあり、いささか現在の私の考えとそぐわなくなっているものもありました。そういう部分だけを改定しようと試みた時期があるのですが、どうもそれではうまくいかないと感じました。そこだけ改定しても全体の整合性が失われる感じがすることもありました。また、初版で設定した枠に拘泥されながら改定しなければならないという閉塞感もありました。それで、いっそのこと、部分的に改定するよりも、全面的に書き改める方がやりやすいのではないかと思うに至ったのであります。

(サイトの構成)
 初版では、大きな分類をして、その中に<テーマ1><テーマ2>といった項目を掲載していました。また、その大きな分類に下位分類がなされていたました。
 第2版では、その下位分類を「章」とし、各章は複数の節から成るという構成にしようと思います。本節は<第1章第1節>ということで<1-1>と表記されます。
 この節が複数に跨る場合、<1-1A>と表記します。これは第1章の第1節のパートAという意味です。

(個人は分類できない)
 問題や「病」は名称を付し、カテゴリーに括ることができます。このカテゴリー別に記述すれば、おそらく、サイトとしてはスッキリするだろうと思われますし、閲覧者にとっても利用しやすくなると思われるのです。
 しかし、それらはカテゴリー化できても、個人は一つのカテゴリーに収斂されることはありません。例えば、「DV」というカテゴリーを形成することは可能ですが、個人をDVのカテゴリーに含むことはできないのです。同じDVの範疇に含まれる問題であっても、当事者それぞれは性格も背景も状況も異なるものです。一つの範疇に括ると、そうした差異が見過ごされることになるように私は思うのです。
 大きな分類を外したのはそのような事情もあるからです。できるだけ全体としての個人を取り上げたいと私は思うのです。カテゴリーは個人の一部しか担わないのです。そして、一番私が避けたいと思うのは、個人の一部をその個人の全体にしてしまうという誤りなのです。
 ある人は、こういう成育歴を持ち、こういう性格傾向を持っていて、こういう状況でDVが見られたと記述する時、あくまでもその人の一部が描写されているに過ぎないのです。それを、こういう成育歴で、こういう性格傾向がある人は、こういう状況でDVをするというように一般化されたくないのです。
 しばしば、心理学関係の書籍がそういう誤った読まれ方をしているのではないかと私は危惧しています。書籍に限らず、このサイトでもそういうことが生じているのではないかと思います。実際、そんなふうに思われることが何度もありました。この第2版では、できるだけそれを回避したいと思うのであります。

(文責:寺戸順司)