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2021年8月29日 日曜日

8月29日:悪徳運転手

8月29日(日):悪徳運転手

 今日は10時から面接が入っているのに、職場に着いたのが9時50分頃だった。それもこれも阪急電車が止まったせいである。本来なら9時前には到着しているはずだったのだ。
 車両故障のために阪急電車が止まったのだ。朝の7時20分頃だ。僕は8時20分頃には電車に乗っていた。微妙な時間だ。もう少し待てば動くかもしれないし、まだまだ時間がかかるかもしれない。8時50分になっても動かないようだったら駅を出てJRに向かおうと決めた。
 その時間が来ても電車は動かない。駅を出る。JRの駅まで距離がある。タクシーを拾おうと思ったが、タクシー乗り場にはすでに人が並んでいる。どうしようかと思う。それでも並んでおこうと思い、並ぶ。
 一人の男性が「JRに行く人」と訊いたので、僕はすかさず挙手した。もう一人も名乗り出た。しばらくするとタクシーが来て、こうして3人で相乗りしていくこととなる。ちなみに、この言い出しっぺの人を「代表者」と呼んでおこう。もう一人を「相乗り者」と呼んでおこう。相乗り者は大きな荷物を抱えていて、タクシーのトランクにそれを入れた。
 このタクシーの運転手がミョーにお喋りなのだ。代表者がその相手をしていたのだけれど、僕はお喋りなタクシー運転手をあまり信用しない。どうもウラがありそうな気がしてしまうのだ。
 JRの駅に到着。ここから一連の動きを細かく綴る。駅に着くと、運転手が「1020円です」と告げる。僕はこの金額を確かに聞いた。それから運転手は車外に出て、相乗り者の荷物をトランクから出す。その間に代表者が1020円を置く。僕は降り、代表者に割り勘分のお金を渡す。それから駅へ上がろうとすると、先ほどの運転手が呼び止める。「お金が足らない」というのだ。「1100円なのに1020円しか置いてない」と、このように言うのだ。
 やっぱりこの運転手は怪しかったのだ。代表者がお金を置いて、それを確認しない運転手の方の落ち度であるはずである。それに、「1020円」と運転手が告げたのを僕も聞いているのである。明らかに運転手側のミスである。
 結局、僕も急ぐので80円でゴタゴタするのも面倒だから、僕は運転手に払ってやった。そんなところで時間を食うのが本当に腹立たしいのであるが、客が急いでいるのをいいことにアクドイ商売をやりやがるものだ。
 今、タクシー業界も厳しいと聞く。人の移動が減っているからだ。そこで運転手はアルバイトをしたりするそうだ。そのためタクシー会社に運転手が不在であることもあるそうだ。だから人々がタクシーを必要とする時に限って人手不足に陥るわけだ。やっとのこさタクシーを捕まえたと思ったら、悪徳運転手に引っかかるというわけだ。
 とにかく、今日中に身を清めようと僕は思った。悪意ある人間と接した時に僕はそうすることにしている。
 なんとかJRに乗り込むが、あの運転手の一件で僕は一本乗り遅れた。ホームには代表者も相乗り者の姿もなかったので、彼らは一本前の電車に間に合ったのだろう。
 気持ちが焦る。10分待ってくれと頼めば、クライアントたちは待ってくれると思う。そこが問題ではないのだ。クライアントよりも先に入室している限り、あとはどうにかなるものだ。
 問題は、クライアントが予約時間に来た時に、僕が不在で電気もついていないという場面である。日頃からこのブログでも厭世的なことを僕が言うものだから、僕が「死んだ」と思われるのが一番いやだ。まだ「逃げた」と思われるほうがましというものだ。
 ホント、今日は間一髪で間に合った。着替えをして、ポットの電源を入れ、換気して室内を整えて、それですぐに面接となった。
 悪徳運転手に捕まらなかったらもう10分は早く到着していたはずである。あの運転手を恨みたい気持ちであるが、恨んではいけない。人を恨むとそれがまた悪意ある人間を呼びよせてしまうように思うからだ。むしろ、室内をきれいにして、僕自身の身を清めて、悪意ある人間を近づけないようにしなければならないのだ。
 いや、迷信めいたことを言っているけれど、ホント、類は友を呼ぶと僕は思っているのだ。悪い人間には悪い人間が寄り集まってくるものだ。同じような人間と関りが生まれてしまうものだ。僕の中に「悪」が巣食っていると、やはり悪質な人と縁が生まれてしまうのだ。僕はそういうのを禊たいだけである。

(寺戸順司-高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)



投稿者 高槻カウンセリングセンター

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