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2017年10月10日 火曜日

10月10日:「お宝発見ツアーの夢」(#0958)

10月10日(火)「お宝発見ツアーの夢」

(夢)「お宝発見ツアーの夢」
 バンかマイクロバスに乗っている。古物市を巡ってお宝を発見するツアーに参加している。運転手(僕の父親に似ている)が発起人で、鑑定人が一人、その他男女数名のバイヤーたちがいる。なぜか僕と、もう一人、古物なんかに興味はないっていうような若い女性が参加していた。
 最初の場面は駐車場のようだった。僕は運転手に今日はAに行って、C,Bを巡るのだったねと確認すると、運転手はAに次にB,Cの順で巡ると訂正した。
 僕たちはバスに乗る。バスの中は二人がけのシートがいくつか並んでいる。最前列は当然運転手だ。二列目右側に鑑定人が位置している。僕と若い女性は最後列のシートで、僕が左側、彼女が右側だった。そして、僕たちの後ろは荷台になっていて、そこに骨董品なんかを置くことになっていた。
 一つ目の古市に到着。バイヤーたちは銘々散っていった。僕は賑やかな古市を見て回る。祭りなんかもやっていて、人が多かった。神輿を担いでいる一団とも遭遇した。僕は何冊かの古書を購入した。
 あの若い女性と運転手とが話している。彼女は参加者の誰かの親戚か何かで、テレビに出られると思い、参加したのだそうだ。運転手の話では、この旅程を映像に残して、それをテレビ局に売り込むから、テレビ放映されるかどうかもわからないし、放映されたとしてもどこまでカットされるかも分からないという。これを聞くと、彼女は途端に興味をなくしたようだった。
 バスに乗り込む。僕たちの後ろの荷台にたくさんの品物が並んでいる。
 バスはどこかの田舎道を走っている。天気がよく、僕は自然豊かな窓外の景色を見て過ごす。隣の彼女は退屈したのだろうか、まだ次に着かないのか、道を間違えているのではないかなどと、しきりに運転手に向かって大声を張り上げる。その都度、厳しい顔の鑑定人が彼女に黙るように合図を送る。
 しばらくすると、彼女が僕にもたれかかってくる。彼女は眠ったようだ。僕の右肩を枕にして眠り込んでいる。どうしようかと思ったが、彼女が静かにしてくれるに越したことはないと思い、そのままにしておき、窓外の景色を楽しむことにした。
 僕に身を持たせかけて眠っている彼女が、僕の手を握ってきた。僕も彼女の手を握る。すると、次の瞬間、彼女はもう一方の手で僕の股間をまさぐりはじめた。くすぐったくて、僕は声を上げてしまう。すると、厳しい顔の鑑定人が僕に厳しい顔を向けて静かにするようにと僕を制する。
 彼女は僕に身を寄せて眠る。僕は彼女が悪さをしないように両手をつないでおかなければならなかった。
 しばらくすると、町に近づいたのか、交通量が増え、窓外の景色が賑やかになってくる。次の市に着くようだ。
 鑑定人が後ろの荷物が大丈夫かどうか確認しろと僕たち二人に命令する。僕は荷台の方を振り向いて、確認する。品物は固定されていて大丈夫だった。紐が緩んでいないかなどを僕は確認する。
 その間、彼女は窓ガラスをドンドン叩き、車外の人たちに注意を喚起する。そして、彼女はバスを降りると、後部の扉を開き、バイヤーたちが買い占めた古物を路上に広げ、叩き売りし始めた。
 これには鑑定人もバイヤーたちも大慌てで、急いでバスを降りて、彼女を制しようとするが、すでに多くの人が集まっていた。彼らは何もできず、せっかくのお宝が二束三文で叩き売りされるのを眺めているだけだった。僕の買った古書も売れてしまった。
 群集が去ると、売れ残った古物をバスにしまい、僕たちは再びバスに乗る。鑑定人が僕の方を振り向いて、何てことをするんだとか、ちゃんと監視しないからだと、僕を叱責する。
 その姿を見て、彼女は「あいつはわたしには何もいえないくせに、そのくせ順司さんには言いたい放題のことを言って、とてつもない卑怯者よ」と僕に囁く。なんだか、僕にはもう何もかもがどうでもよくなった、そんな気分に襲われていた。
 バスは、次の予定地に向かう。途中、田舎道でバスが止まる。休憩ということになった。運転手も鑑定人もバイヤーたちも、車外に出て、外の空気を吸っている。僕は外に出る気にもなれず、バスの中に残る。
 彼女もいたのだと思う。彼女はバイヤーの一人の女性に劇薬を投げつけてその顔を滅茶苦茶にしてやりたいなどと話す。僕はそんなことは止せと彼女を説き伏せる。彼女は僕に抱きついてくる。彼女を監視しなくてはならないと僕は思い始めていた。しっかり手綱を握っておかないと、彼女が何をしでかすか分からないと思い始めていた。抱きついてくるなら抱きついてくればいい。自由勝手に動き回られるよりかはこの方がましだと思い始めている。
 窓外から山道が見える。山の方に向かって伸びている道だ。小さな女の子がかけっこをしながら降りてくる。それを見ながら、彼女にもそんな時代があっただろうに、一体、どこで間違ったんだろうなどと思った。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)



投稿者 高槻カウンセリングセンター

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