blog2

2017年1月 2日 月曜日

1月2日:初詣から職場へ

1月2日(月):初詣から職場へ

 午前中、初詣に行く。長岡天満宮に参る。長岡天神にはちょくちょく参拝しているので、今年の初詣もそこに決めていた。それに使用しなければならない回数券もある。
 久しぶりにお正月に初詣に行く。人が多いかなと危惧していた。一応、杖を突いて歩かなければならないので、人が多いとやりづらいなと思っていた。まあ、二日目だし、それほど多くはないだろうと高をくくって赴く。道中は人が少なかった。これは閑散としてるだろうと予想したところ、この予想は見事に外れた。境内はけっこうな人だった。それもそうだ、複数の方向から来れるのだから。
 人ごみはカナンなあと思いながらも、せっかく来たからお参りだけは済まそうと思う。
 それにしても、どうして石段の手すりが中央にしかないのだ。往路と復路で一本の手すりを共有するなんて、困ったものだ。両サイドに付けてくれればいいのに。
 社殿前はもう人がズラリと並んでいる。僕もその中に紛れる。一歩ずつしか前に進まない。これを待つのかと思うと気が重たくなる。いっそのこと引き返して、空いた頃を見計らって来ようかと、イージーな方に流されそうになったが、もう並んでしまったものは仕方がない、と諦める。
 この人ごみっていうのが苦手だ。息が詰まりそうになる。それに、並んでいるときはいいけど、自分の順番が来たときにはやたらと後ろの人が気になってしまうのだ。
 それでも耐える。今年は忍耐の一年にするつもりだ。これしきのことが耐えられないでどうする。
 そう自分に言い聞かせつつも、一番怖いのは子供だ。家族連れが多くて、小さい子供がチョロチョロするのである。彼らの振り回す玩具やバッグが、ちょうど僕の膝辺りに来るのだ。ああ、怖い。せっかくここまで治っているのだ、頼むから僕の膝に当ててくれるなよと、内心祈りつつ、注意を怠ることができなかった。
 ようやく僕の番が来た。社殿まで辿り着いたのだ。ガラガラと鐘を鳴らし、パンパンと拍手を打ち、チャッチャッと礼拝して、列から外れる。とりあえず、形だけでも参拝した。それでよしとする。
 この「形だけでもやっておく」ということが意外と大事なのだ、と最近思うようになった。中身が伴わなくても、形だけでもやっておくと、次に続けられるものである。
 さて、参拝する。タバコを一服。そして神社を後にする。おみくじも絵馬もなしだ。
 帰りは人ごみに巻き込まれることはなかった。参拝後にみんな分散するのだろう。順調に鳥居のところまで来た。
 鳥居のところでおばさんとすれ違う。その後、おばさんがなんか言っているのが聞こえる。どうも僕を呼び止めているようだ。振り向くと、そのおばさんがいて「時間はありますか」と尋ねてくる。何かと思ったら宗教の勧誘だ。神社なんて場所でよくそんなことができるな。僕は「忙しい!」と言って、相手にしない。初詣帰りをターゲットにして、異宗教が勧誘するなんて、ちょっと卑劣じゃないか。

 その後、高槻まで出て、職場に入る。しまった、お昼ご飯のことを何も考えてなかったことに思い至る。まあ、腹が減ったら、そこで考えることにする。
 2時間ほど勉強して、そこからパソコン作業をする。原稿を書き、ブログのリンク貼りをする。その後、予約状況を更新する。業者さんが表にしてくれたのを試しに使用してみる。どんな見栄えがするのかはまったく分からない。まあ、とりあえず、物は試しだ。
 18時には職場を後にしようと決めていたが、最後にパソコン作業で手間取ったので、一時間伸びて、19時に退室する。お正月なので、あまり早い時間帯や遅い時間帯に在室するのは避けようと思っていた。
 その後、喫茶店で2時間ほど書き物をして、本を読む。今日、ここに来る途中でレオーノフ『泥棒』を読み終えたので、何か新しく読むことにした。選んだのはモーパッサンの『ベラミ』だ。これは多分未読だったと思う。
 モーパッサンは短編がいい。長編は『女の一生』を読んだことがあるが、やはりモーパッサンは短編に限ると思ったのを覚えている。モーパッサンは、ある部分ではとても簡潔で明快なのだ。それは短編小説で活きるものだと思う。
 今年は長編小説、それも規模の大きい長編小説にも馴染もうと思っている。だから、今回、短編集ではなく、『ベラミ』をチョイスしたのだ。文庫本で、上下巻逢わせて500ページくらいだ。レオーノフよりは短いし、文章も明快だ。主に通勤時に読む計画なので、10日から2週間で読み終えるだろう。また、このブログにメモを残しておこうかとも考えている。

 帰宅する。今日は兄夫婦たちが来ていたのだが、すでに帰っていた。両親も寝たようだ。家の中は静まりかえっていた。家のパソコンで、このブログの原稿を書いている。
 今日も酒は飲んでいない。今日で6日目だ。あんまり意識していなかったけど、体のしんどい感じがなくなっている。いいことだ。心も体も、悪くなる方はすぐに気付くのに、回復する方はなかなか気付かないものだ。

(寺戸順司―高槻カウンセリングセンター代表・カウンセラー)



投稿者 高槻カウンセリングセンター

カテゴリ一覧

カレンダー

2020年9月
    1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30      

月別アーカイブ